CREATOR :下地はるか

ABOUT: 私は保護猫カフェに実際にお邪魔させて頂いた際に「荷物が邪魔」「写真をもっと撮りたい」という2つの課題を見つけた。私の行った保護猫カフェでは貴重品を透明のバッグにいれて常に持っている必要があった。また写真も、おやつをあげたりおもちゃで遊んでいるときには手がふさがっているため写真が撮りにくい。 私はこの2つの課題の本質は「猫と思いきり遊びたい」「猫カフェでの思い出を記録したい」であると考えた。そこでとても単純ではあるが、荷物を首から下げることでまず荷物の問題を解決しようとした。そしてここに貴重品としてスマホを入れることによって、写真の問題も解決できることに気が付いた。スマホを首から下げた状態では写真が撮れないが、MESHを使うことによって自動で撮ることができるようになる。私は今回MESHで自動で写真を撮る方法を2つ考えた。1つ目は人感センサーを使う方法で、自分の目の前に猫が一定時間以上いる場合に写真を撮る。この1つ目の方法では、猫と遊ぶことに集中していても写真を撮れる。また首から下げたスマホはいつもと違ったアングルからの写真になるので、面白い写真が撮れる。2つ目の方法はタイマーを使って一定時間で自動的に写真を撮る方法だ。これは写真を撮ることが目的ではなく、猫カフェに行ったという体験全体を記録するための方法である。時系列順に撮れた写真を見ることは、自分がその時何をしていたかを思い出すきっかけとなる。一見訳の分からない写真が撮れてしまったとしても、自分にとっては思い出の一部かもしれない。