CREATOR :浦田向日葵

ABOUT: 保護猫カフェでの不便改善というテーマから、人見知りをする猫と保護猫カフェに来るお客さんとの間の関係をよりよくするために、「ネコバコ」という箱を提案した。ネコバコでは、猫が入れるサイズの箱に人感ブロックとカメラ、そしてGPIOブロックとモーターで稼働する給餌器が設置されている。この仕組みでは、まずお客さんが購入したおやつを給餌器にセットし、猫がネコバコに入るとセンサーがそれを感知して、給餌器が動き出しておやつを提供する。同時に、その瞬間をカメラで撮影し、お客さんのLINEに配信していく。この仕組みにより、お客さんはおやつを猫に与えて、その反応をより近いアングルで観察でき、またネコバコを介してインタラクティブな体験をすることで、より猫を近くに感じられるより良い体験ができるようになることが期待される。そしてネコバコを人見知り猫が多くいる高い棚に置いて、箱という猫が好むスペースを用意することで、人に警戒心のある猫たちに安心感のある空間を与えることができる。MESHのGPIOブロックを使った給餌器では、モーターを利用して蓋が動くことで少しずつおやつを与えることができ、おやつをあげる時間をゆっくり楽しむことができる。