CREATOR :古峰愛理

ABOUT: 保護猫カフェでの実習を通して、3つの視点の課題を発見しました。1つ目にカフェの問題点として、保護猫カフェの保護した猫が譲渡できるまでの間に飼育費や医療費がかかってしまうこと・定期的なお金を集めることが難しいこと、2つ目に保護猫自身の問題点として、誰かの大切な1匹になりたいけどなかなかなれないこと、3つ目にカフェに来たお客さんの問題点として、里親になりたいけど実際なるにはハードルが高いこと、マンションや1人暮らし・年齢など物理的に厳しいということがあるのではないかと考えました。それらの課題に対してスペースをシェアして猫を飼うことができる#シェア猫というサービスを提案しました。サービスの概要としては、猫を飼いたいけど飼えない人に、新たに増設される保護猫カフェのシェルターで猫を飼えるサービスです。このサービスによって、日常的なお世話をスタッフさんにしてもらい、会いたい時に会いに来れて、zoomなどを用いて常に見ることができる環境を作り、家で猫を飼えない人でも猫を飼うことができる体験を提供したいと考えています。このサービスを運用するにあたって、常に一緒にいることができず不安や心配があるという課題が出てきたので、それに対してのソリューションとして、プロダクトも提案しました。その名も、shippo-離れていても感じる温もり-です。このプロダクトは実際のねこのリアルタイムな動きを動くしっぽを通じて離れていても感じることができます。おもちゃで遊んでいる時は横に大きく揺れたり、クッションで休んでいる時は小さく揺れます。このプロダクトがあることで、zoomを見るためのきっかけにもなればいいなと思っています。この2つのソリューションを通して、半里親という、新たな切り口のネコ助けのポジションを作り、もっと多くの人に猫を保護できる環境を作れたらいいなと思っています。